2023-08

座敷牢の青色ネズミ

わたしは町中を流れる川を泳いでいるが、その川は川というよりプールのようである。わたしはどうもなにかのチームに所属しているらしく、五人くらいの女性たちがわたしのまわりを泳いでいるが、どうやらわたしたちは世界を救ったかなにかどえらいことをやり遂...

影みたいな男

わたしは大学でテニスサークルに入っているらしい。そこへ新入部員の男の子が入ってくるのだが、これが影のように黒くて、いつもにやにや笑っている不真面目なやつで、頭だけはいいが人の気持ちもわからなければ協調性も少しもないというようなやつである。 ...

真っ黒な怪物

わたしはなにかすごい力を持った怪物のような存在らしい。一応人間の姿形をして学校の制服らしいものを着てはいるが、全身真っ黒なのである。わたしは学校の教室のようなところにいて、目の前に体育教師らしい、体操着のような服を着た男がいて、その男はわた...

生成り色のカード

わたしは真っ黒な制服を着た学生で、いまは昼食を買うためにコンビニらしきところへ来ている。 コンビニの中は混んでおり、客はみな一列になって棚のあいだを移動している。弁当のコーナーやおにぎりのコーナーなどがあるが、見慣れたありきたりの品ばかりで...
読書記

ふたごころの猿

貝塚茂樹の『中国の神話』を読みはじめた。 中国には、中国人の現実的な気質や儒教の影響などがあって、神話らしい神話はあまり残されていないが、貝塚茂樹は古い文献を頼りに神話の再構築を試みている。これが非常に興味深いのだが、古代中国人は日本人と同...

弓道場のヘビ

わたしは高校の弓道場にいるらしい。弓道場の前には駐車場があり、わたしはひとりでその駐車場に立っている。 夜である。目の前にひとりの年老いた男がいて、北島三郎に似ているようでもあるし、吉幾三に似ているようでもある。日に焼けた坊主頭の男で、首に...