2024-05

日記

独楽回せ

祖父母が使っていた押し入れに、掛け軸の入った木箱がいくつかある。今日なんとなく開けて中を見ていたら、指先で独楽を回す布袋の絵があり、眺めていてなんだか涙が出てくることだった。 どこのどなたが描いたか知らないが、この無心に独楽を回す布袋様の素...

とある宇宙船

わたしは宇宙船の中にいるのだが、その宇宙船は外から何者かの攻撃を受けている。だが中は安全だということなので、わたしは広い宇宙船の中を歩き回り、あちこちの部屋に出入りしてみる。実験室のような部屋や、いろいろな興味深い部屋があるが、とあるドアを...

ブラジャーがほしい

わたしは都会を歩いていて、ウィンドウショッピングをしているのだが、実は今月はもう使えるお金などほとんど残っていないのである。ところがわたしはあるブラジャーがほしくて、衝動的にそれを売っている店に向かっているのである。 その店は雑居ビルの中に...
読書記

好事家の自由、ハーフィズ

この一週間ほど、なにかに憑かれたようにゾロアスター教と古代イランについての本を読みあさっていた。そこから転じて、しまいにイスラム教の神秘主義、スーフィズムへと向かってゆき、井筒俊彦の著作を読みこなしている自分がいることに気がついた。 井筒俊...

金を着服

弟が家に帰ってきて、家族を集めて話をしているのだが、どうも彼は会社の金を着服したらしいのである。弟の話によると、それは多くの人がやっていたことで、自分は金を返せるあてがあり、バレても深刻なことにならないという確信があったので金を使いこんでい...