出られない養老院

美しい庭をもつ養老院に、ひとりの老女がいる。その老女はベレー帽をかぶり、黄色い丈の長いニットのカーディガンを着ていて、長く伸ばした髪はほとんど白髪ばかりで、腰が少し曲がっている。 その老女は、養老院に気楽な気持ちで入ってきた。しかしのちにな...

やっぱりそれでも好き

夢の中にまたEさんが出てきて、わたしたちはどうやら夫婦らしく、もうふたりで暮らしているのだが、Eさんはちゃぶ台の脇に寝転がっている。腹を出してくつろいでいるが、彼は外国人によくいるような非常に毛深い男で、胸毛や脇毛がもじゃもじゃと生えている...

悪魔

おぼろげな夢であるが、ひとりの女、この女はなにか重大な犯罪を犯して捕えられている女なのだが、ともかくその女が、人々に向かって、これは悪魔のせいなのだ、悪魔のやつが人に罪を犯すよう仕向けるのだ、このようなことはまったく悪魔のせいなのだが、あな...

それでも好き

この夢では、わたしはとある配信者のEさんと出会い、互いに惹かれあう。Eさんというのは、わたしが現実世界で前々から応援している人なのだが、そのEさんは、この夢ではなにかお金に非常に詳しい人で、自分が生涯いくら使うかわかってはじめて収入というも...

からし種

わたしはどこかの会議室のようなところにいて、円形に配置されたテーブルに着いている。どうやら教師らしき男性を囲んで、数名で講座かなにか受講しているようである。その教師は、大学時代に講座を受講したことのあるドイツ語教師に似ている気がするが、とも...

伯父の同人誌

わたしは伯父の書斎らしきところにいる。わたしは伯父と向かい合って話をしていて、伯父はわたしに自分の本棚を見せてくれ、自分が参加しているという文芸同人誌をわたしに見せてくれるのである。 その同人誌は横長という、雑誌としては変則的な形をしている...

美しい娘たち

わたしはある人に誘われて、ウクライナから来た司祭がやっているという聖書講座へ行くことになる。時刻は夜で、わたしたちが会場である教会へ着くと、ウクライナ人の司祭(中年で押し出しのよい大柄な男)は門の前で待っていた。そこには何人かの信者たちが先...
日記

独楽回せ

祖父母が使っていた押し入れに、掛け軸の入った木箱がいくつかある。今日なんとなく開けて中を見ていたら、指先で独楽を回す布袋の絵があり、眺めていてなんだか涙が出てくることだった。 どこのどなたが描いたか知らないが、この無心に独楽を回す布袋様の素...

とある宇宙船

わたしは宇宙船の中にいるのだが、その宇宙船は外から何者かの攻撃を受けている。だが中は安全だということなので、わたしは広い宇宙船の中を歩き回り、あちこちの部屋に出入りしてみる。実験室のような部屋や、いろいろな興味深い部屋があるが、とあるドアを...

ブラジャーがほしい

わたしは都会を歩いていて、ウィンドウショッピングをしているのだが、実は今月はもう使えるお金などほとんど残っていないのである。ところがわたしはあるブラジャーがほしくて、衝動的にそれを売っている店に向かっているのである。 その店は雑居ビルの中に...