夢記について

「夢」というカテゴリーで、わたしの夢記を読むことができる。 夢の記録をつけて公開しておくというのも変な話かもしれないから、以下にわたしと夢との話を書いておくけれども、そういう行為を疑問に思わない人は、別に読まなくても一向にかまわない。 20...

志賀直哉とけんかする

わたしは志賀直哉とけんかしている。どういうけんかをしたのか知らないが、彼に背を向けて、小さなメモ帳に自分の見た夢を書きつけている。 これは非常に象徴的な夢であると思われる。志賀直哉のことはわかる。わかるというひと言で簡潔に表さざるを得ない意...

オイルパステル

わたしはどうやらユング派の学校へ入学することになったらしい。 その日は入学式があって、中学校のものらしい制服を着て、中学校の体育館のようなところへ行ったが、その入学式が一風変わっていて、一種の通過儀礼のようなのである。 体育館の中には、円形...

寿司職人の息子

ある寿司店に若い息子がひとりあって、この息子はもうすぐ寿司職人になるための修業をすべく家を出ることになっている。ところがいまこの息子は厨房でひどく落胆して、唇をつき出して不満げな顔をしている。彼は今度、とても有名な寿司店に弟子入りするための...

岸田劉生

わたしはどこかのオフィスビルの中のようなところにある、長い長いエスカレーターに乗って上へ昇っている。ビルはガラス張りで、外は曇り空のようだが、壁一面のガラスのおかげであたりは明るい。吹き抜けの高いビルの中を、エスカレーターは四角く回りながら...

美意識

わたしは東京から実家に帰省するところで、新幹線に乗る前にお土産を買おうとしている。母から人にあげるのに具合のいい土産品を2、3買ってきてくれと頼まれていたのである。あたりは広いショッピングモールのようで、わたしはあれこれと探し回り、ある店で...

出られない養老院

美しい庭をもつ養老院に、ひとりの老女がいる。その老女はベレー帽をかぶり、黄色い丈の長いニットのカーディガンを着ていて、長く伸ばした髪はほとんど白髪ばかりで、腰が少し曲がっている。 その老女は、養老院に気楽な気持ちで入ってきた。しかしのちにな...

悪魔

おぼろげな夢であるが、ひとりの女、この女はなにか重大な犯罪を犯して捕えられている女なのだが、ともかくその女が、人々に向かって、これは悪魔のせいなのだ、悪魔のやつが人に罪を犯すよう仕向けるのだ、このようなことはまったく悪魔のせいなのだが、あな...

からし種

わたしはどこかの会議室のようなところにいて、円形に配置されたテーブルに着いている。どうやら教師らしき男性を囲んで、数名で講座かなにか受講しているようである。その教師は、大学時代に講座を受講したことのあるドイツ語教師に似ている気がするが、とも...

伯父の同人誌

わたしは伯父の書斎らしきところにいる。わたしは伯父と向かい合って話をしていて、伯父はわたしに自分の本棚を見せてくれ、自分が参加しているという文芸同人誌をわたしに見せてくれるのである。 その同人誌は横長という、雑誌としては変則的な形をしている...