書き手の限界

作家のAとタレントのBが、文学賞の最終審査を行っていた。彼らは応募原稿のレイアウトがことごとく正しくないのに怒っており、どの作品も求められている体裁を守っていないという。守っているのはこの作品くらいだと言って、彼らはわたしの原稿をとりあげた...

卑屈な者

わたしはスーパーの警備員のようなことをしている。郊外にあるような広いスーパーマーケットで、わたしが巡回していると、どうも気になる中年の男がいたので、声をかけた。 男には別に不審な点があったわけではない。万引きするようなしぐさをしていたわけで...

スパイの仕事

わたしは地下にある広いダイニングバーのようなところで働いている。そこは表向きは飲食店だが、働いているのはみんなスパイで、諜報活動のために運営されている店なのである。 わたしはもう引退したか、退職したスパイで、いまは上司から要請を受け、助っ人...

凄惨な恐怖

この夢は、どこかの白人一家の物語であり、家には少女(10歳から12歳くらい)とその父親、それに同居している夫婦がひと組いる。この夫婦が少女や父親とどういう関係なのかははっきりしないが、夫婦はいつも窓際のテーブルに座って、少女を異様な目つきで...

乗り物の分かれ道

この夢の主人公は二人の大学生らしい男の子で、学生の団体旅行のようなものに参加するために空港を目指している。ふたりとも遅れそうになっているのか、空港へ走って急ぐ。なんとか間に合い、座席に座ることができた。まわりには仲間の学生たちがすでに座って...

聖パウロ

夢のなかで、使徒パウロががっしりした木のテーブルについていた。パウロ! 彼が夢に出てきてくれるとは! パウロはテーブルの左端の席にゆったりと腰を下ろして座っていた。彼の右にはわたしと、ふたりの大学生のような若い男が立っており(現実の知り合い...