夢 ものの値段 父がわたしの作った本の値段を聞き、わたしが値段を述べ、父にその本にどれくらいの手間をかけたのか、と聞かれ、わたしが答えると、それでは一冊2000円かそこらにしなければ割に合わないな、と父は云った。それもそうだとわたしは思った。 ものに値段が... 2021.02.24 夢
夢 学者と剣をとる男 わたしはとある大学教授の講義に出席している。眼鏡をかけた、穏やかな顔の40代くらいの教授が講義を担当している。教授は細身だが、よく見ると案外しっかりした体つきをしている。 教授は淡々と講義を終えて部屋を出てゆく。廊下で教授の母親が、なんとな... 2021.02.10 夢
夢 布団を引いて わたしは背中に布団を乗せて、雪道を這い進んでいる。暮れ方である。あたりは濃いすみれ色をしている。雪がどさどさ降っている。わたしはやわらかい雪を両腕でかきわけて進んでいる。 実家は二軒あり、三十年ほど前に新築した家のほかに、古い農家時代の家が... 2021.02.07 夢
夢 外へ出られない 古い民家が舞台だが、その家には知り合いのひとりと自分が一緒に住んでいて、毎日出かける前に、知り合いは二階から降りてきてわたしをせまいトイレに閉じこめる習慣になっている。トイレは長い土間の一番奥にあり、和式のいわゆるボットン便所である。知り合... 2021.02.02 夢