2024-03

日記

龍の玉

MRI検査の結果を聞きに行く。わが腹の中に、直径十センチほどの玉のような筋腫があって、それが一番大きく、触るとわかるのだが、それを見てなぜか龍の玉を思い出した。龍の持つ玉は如意宝珠といって、一説によると竜王の脳みその中にあるそうだが、腹の中...
日記

菩薩アマテラス

婦人科の関係でMRI検査を受けたのだが、わたしがあのせま苦しい白い機械の中に入っているあいだ、菩薩ともアマテラスともつかぬあの女性がわたしの手を握ってくれていた。彼女はわたしのためにたくさんのことを話してくれ、たくさんの歌を歌ってくれたのだ...
日記

龍のしっぽ

今日は季節外れの暖かさで、よく晴れていたので散歩に出たが、目の前の雲が天に昇る龍のように、細いひと筋を描いて上へ伸びていた。おまえは世界を飲みこみ、わたしも世界を飲みこむだろうとわたしは龍に向かって云った。おまえの体の外に世界はなく、わたし...

うちなる分析家

わたしは学校で国語担当の女教師に好かれていて、いろいろ仕事を任され、仕方なくやっているのだが、ほんとうはやりたくない。その話を女性の分析家にすると、その分析家は、わたしがやりたくないというのは、わたしが自己中心的だとかいうことではなく、わた...
日記

女神像

先日ふいに遭遇したわたしの内なる女神であるが、彼女のイメージをはっきりとらえて描いている作品があった。John William Godwardなるイギリス人画家の「神殿の門にて(バッカスの女司祭)」という作品であるが、この女性はわたしの女神...
読書記

鈴木大拙の『禅』をふと読みはじめたのだが、昨日の今日で非常によくわかることが書いてある。 問いを解くとは、それと一つになることである。この一つになることが、そのもっとも深い意味において行われるとき、問う者が問題を解こうと努めなくとも、解決は...
読書記

聖娼

国際女性デーだそうだが、なんの因果か『聖娼』という本を読みはじめたのである。 ここ最近、なぜかアマテラスのことが頭に浮かび、そのたびになぜかアメノウズメのことも頭に浮かび、古事記を読んだり河合隼雄による古事記の解釈書を読んだりしていたのであ...