知らない能力

 わたしは女性の知人と飲み屋にいる。店の中は和風の小料理屋のようになっている。カウンターの席にわたしたちは座っていて、店の中にはほかに客がいない。わたしたちはしこたま飲み、やがて知人の女性は寝てしまった。わたしもうつらうつらした。しばらくして、店の店長がそろそろ起きてくださいといってわたしたちを起こした。わたしたちは店から出た。

 われわれはデパートの化粧品売り場に行った。もう夜も遅く、店内はひと気がない。うろうろしていると、知人は大きなモニターのあるPCの前に座って、この時間ならログインできるはずだといって、キーボードを叩いてなにやらコードのようなものを打ち出した。そして、専用のログイン画面からなにかのシステムの中に入っていった。わたしは彼女にそんな能力のあることを少しも知らなかったので、非常に驚いた。

 この女性はわたしの可能性とか能力とかいうことを象徴する人のようで、たびたび夢に出てくる。非常に重要な局面で出てくることもある。実際、いろいろな才能のある人で、わたしのぜんぜんあずかり知らない能力をわたしのなかへ連れてくることが多い。