わたしのお別れの会を知人がやってくれるらしい。中学校の理科室のようなところに、知人が人を集めてくれた。
なんといってもわたしのお別れの会なのだから、わたしはいつ自分のスピーチの番が来るかと思って、いまかいまかと待っているのだが、しかしそれがいっかな来ないのである。知人が長々としゃべり、ほかの人がまたしゃべり、というふうに、いつまでたってもわたしに順番が回ってこないのだ。
わたしはなんだか悲しくなってきて、わたしにとって自分が主役だというような日は決して来ないのかもしれぬと思う。
お別れ会
夢
