2022-02

ピアノを残して

わたしは実家の自分の部屋にいて、引っ越し業者が荷物を運びに来るのを待っている。やがて業者が来て、荷物をみんな運んでいったが、ふと見ると、ロフトにまだピアノが残っている。わたしは引っ越し業者に急いで電話して、引き返してきてもらうが、彼らはまた...

学者と剣をとる男

わたしはとある大学教授の講義に出席している。眼鏡をかけた、穏やかな顔の40代くらいの教授が講義を担当している。教授は細身だが、よく見ると案外しっかりした体つきをしている。 教授は淡々と講義を終えて部屋を出てゆく。廊下で教授の母親が、なんとな...

祖父の面接

母方の祖父が旧家の居間に座っており、わたしと何人かの人たちが、どうやら面接を受けている。祖父は腕を組んで難しい顔をしており、なぜそれをやったのか、どうしてそうしようと思ったのか、というようなことをひとりひとりに訊ねている。母が秘書のように祖...

皇室関係者

わたしは学校の旅行かなにかで、大勢の生徒たちとともに家の前で出発を待っている。冬で、風が強く、雪が交じっている。生徒たちはみんな制服のうえに紺色のダッフルコートを着て、寒そうに足踏みしたり話をしたりしながら待っている。 そこへ、今日これから...

階段を上り下り

夢の中で、わたしは実家の古い家の階段を上り下りしていた。階段のわきに、いまはなくなってしまった柱がまだ残っている。わたしは階段を降り、その柱のぐるりをめぐって、また階段を上ってゆく。踊り場の窓から、窓の外に並んだ杉の木のあいだを通してきらき...