2022-12

次の20年

わたしは喫茶店のようなところにいる。どうやらそこで働いているらしい。同僚がひとりいて、彼も真っ白な服を着てお盆を持ち、皿を運んだり飲み物を持っていったりしている。 喫茶店は昔でいう純喫茶のような店で、妙に縦に細長い。階数が多いのか、階段はせ...

長崎

わたしは路線バスに乗って、海沿いの街を走っている。高校の同級生Mや小学校の同級生Kなどが一緒に乗っているのだが、Kがふと、息子がマクドナルドに帽子を置き忘れたと云った。そのマクドナルドはいくつか前の停留所の近くにあるもので、Mがわたしに降り...

小節投稿サイト

小説投稿サイトに自分の作品を投稿している夢を見る。それは女性が管理人をしているサイトで、わたしはその人がパソコンの前に座って何やら操作しているのを見ているが、わたしに見えるのはその人の首から胸にかけてだけだ。胸の下は机に隠れてしまっているし...

デブデブ猫

わたしは海沿いの新しい家にいた。そこはドアを開ければすぐ目の前に淡い水色の海水がゆらゆら揺れているようなところだ。わたしは小さな庭の、石の敷きつめられた小道を通って、その家へ向かう。沿道に植えられた灌木がふいに途切れると、海が姿を現し、そし...

木の上に住む

わたしは両親と新しく木の上に住みはじめたらしい。巨木の枝のあいだにわれわれの布団が三つ並んでいる。木の幹についたドアを開けると、そこは古い家に似た家につながっている。わたしは新しい家に住みはじめるのだと思っていたが、それは勘違いだったらしく...

悪の組織の人

わたしは小型のバスに乗って山奥の集落へ向かっている。それは修学旅行か研修旅行かなにかで、バスの中にはほかにも何人もの人がいる。 その集落は、昔どこかから逃げのびてきたユダヤ人が隠れて住んでいた集落だという。一見したところ、山奥のひなびた温泉...

お別れ会

わたしのお別れの会を知人がやってくれるらしい。中学校の理科室のようなところに、知人が人を集めてくれた。 なんといってもわたしのお別れの会なのだから、わたしはいつ自分のスピーチの番が来るかと思って、いまかいまかと待っているのだが、しかしそれが...

空を泳ぐ魚

わたしは母の実家にいた。 一階で祖父に会い、わたしは二階へ上がった。広間の壁に絵がかかっていた。大きな絵で、青空のような色をバックに美しい赤と白の錦鯉のような魚が泳いでいるのだ。これは誰の絵だと誰かがわたしに訊いてきた。その瞬間までわたしは...