2023-02

若い祖父に本を

わたしは旧家の台所に並べられたテーブルに着いている。台所から居間まで、廊下を挟んで長い机が並べられている。親戚の人たちがずらっと席に着いている。 わたしの斜め前に祖父が座っている。見たこともないほど若くて、眉毛が濃く黒々としている。わたしは...
日記

祖母が死んだ日

祖母のいる施設から連絡があり、祖母が亡くなったということで、施設に確認に行ってきた。 施設を出て、乗ってきたトラックに乗りこみ、ふとダッシュボードを見たら、トラックのラジオがAM936の周波数を拾っていた。祖母は九時三十六分に終わったのだと...

3つの夢

最初の夢ではわたしは旧家の二階に弟と布団を並べて寝ていて、朝起きるシーンである。わたしたちは目が覚めると、お互い布団の上で上半身を起こした状態で、しばらく無言で自分のパソコンとにらめっこしていた。わたしは風邪を引いていてマスクをかけている。...
読書記

イグナチオ・デ・ロヨラ

頼んでおいたイグナチオ・デ・ロヨラの自叙伝が来たので一気に読んでしまった。 イグナチオは三十歳までは貴族の末子らしい奔放な生活を送っていた。武勲や世俗の名誉を求め、さる貴婦人に仕えることを密かに夢見ていた。ところが、戦で大砲の弾に当たって怪...

麻雀店

わたしは麻雀の店に入っていくようである。麻雀などやったこともないが、なぜこんな店に入ることにしたのだろう。 店内はほとんど喫茶店のようで、低いテーブルが並び、煙草の煙が立ちこめている。二人がけのテーブル、四人がけのテーブル、六人、八人ともっ...

彼を探して

この夢の主人公はEという大学時代の同級生である。Eはいま病院で妊娠を告げられたところだ。Eはやっぱりそうかというような気持ちと、これからどうしようという不安とが混じりあった顔をしている。 次の場面では、Eは夜の繁華街を逃げ回っている。ハイヒ...